株投資で常にリスクはつきものです。しかし、実際は私はこのリスクとうまく付き合えませんでした。そもそも、本当のリスクとは何か、ということさえ理解していませんでした。私のリスクに対する認識が甘かったのです。私はリスクについて知っていた事は、第一にリスクとは価格変動リスク、つまり株価が自分の買値から上がったり、下がったりするリスク。第二のリスクは、天災や政変、景気変動のリスクだと思っていました。

 

しかし、一番のリスクは自分自身の中にあるリスクでした。会社の業績が上方修正されたり、下方修正されたわけでもないのに、たまたま所有していた会社が証券会社による格付けが上げられると、自分が褒められたようにうれしくなったり、またそれとは反対に格付けが下げられると落ち込んだりしていました。このように、株式投資をしていると、投資を始めたきっかけはただお金を儲けるためだけに始めた事が、株を所有したとたんに、その会社の応援をしてしまうところにあると思います。これが、私が株を始めてわかったリスクです。